Dialpad Salesforce 連携では、シームレスな通話、通話ログ機能を提供します。
このヘルプ記事では、2アプリ間での同期や通話ログの仕組みと、Salesforceで通話が希望通りにログされない場合の対処方法などをご案内します。
相手に声が届かないのはなぜですか。
正しいマイク、ヘッドセットの選択、またブラウザでマイクの許可を確認してください。
① ハードウェア設定
CTIの [ヘッドセットアイコン] をクリックして、Dialpad で利用するマイクとスピーカー/ヘッドセットを選択します。 マイク、スピーカー/ヘッドセットのテスト、また通話診断リンクよりネットワーク状況を検証できます。
② ブラウザでマイクを許可
ChromeブラウザでSalesforceのサイトに対して、マイクのアクセスを許可します。
- Salesforceへログイン後、
- ウェブアドレス先頭の鍵アイコンをクリック
- マイクが許可されていることを確認
- つづけて [サイトの設定] をクリックして、マイクが許可されていることを確認
通話ログが作成されないのはなぜですか?
通話ログが自動作成されない場合は、正しい取引先責任者 (Contacts) に連携されているか確認してください。場合によっては、複数の取引先責任者とマッチングされることがあります。
マッチング結果の件数をクリックして、Dialpadの通話を紐づける取引先責任者を選択してください。
不在着信や社内の通話の場合は、通話ログは自動生成されません。
マッチングはどの情報を参照しますか?
取引先責任者 (Contacts)、取引先 (Accounts) 、リード (Leads)、から電話番号、メールアドレスまたは Dialpad にかかってきた連絡先の名前を検索します。
電話番号については次のフィールドを参照します:
- 取引先 (Accounts):
Phone
- 取引先責任者 (Contacts):
Phone, MobilePhone, HomePhone, OtherPhone
- リード (Leads):
Phone, MobilePhone
Dialpad で通話ログが生成されるには、どのような電話番号フォーマットを使えばよいですか?
次のフォーマットをサポートしています:
(844) 979-4824
844-979-4824
+18449794824
上記のうちどれかのフォーマットが、リード (Lead)、取引先責任者 (Contact), または取引先 (Account) のプライマリ電話番号フィールドに入っている必要があります。
Salesforce に2重のエントリーがあるのはなぜですか?
Salesforceの各オブジェクトには、一定の分類タイプがあります。取引責任者とリードのオブジェクトはWhoIDオブジェクトで、それ以外は WhatID オブジェクトとみなされます。
Dialpad の通話はデフォルトで、通話したコンタクトと一致する Salesforce オブジェクトにログします。関連オブジェクトを選択すると、通話はそのオブジェクトに記録され、関連オブジェクトは [WhatID] オブジェクトとして通話タスクにタグ付けされます。
通話が同じタイプの2つのオブジェクトに関連する場合、2つのタスクが作成されます。これは、Salesforceでは、一つ以上の WhatID、WhoID オブジェクトに関連するタスクを1つにできないためです。
このため、Dialpad Salesforce 連携で関連するオブジェクトへ通話をログすると、2つのタスクとなり、タスクが重複しているように見えます。
例えば、取引先と商談はどちらも WhatID オブジェクトなので、通話を取引先と商談の両方に対してログすると、それぞれにタスクが作成され、2つのタスクとなります。一方、取引先責任者と商談の両方に対してログすると、取引先責任者は WhoID オブジェクト、商談は WhatID オブジェクトなので、1 つのタスクのみ作成される仕組みです。