Dialpad は、FAX 管理をシンプルにし、スムーズな操作を可能にします。
エージェントやスーパーバイザーは、FAX を自分自身またはグループ内の他のユーザーに割り当てることができ、スーパーバイザーや管理者は、特定のユーザーへの個別または一括割り当ても可能です。
さらに、対応状況を記録し責任を明確にするために、メモを追加することもできます。
以下、詳細をご参照ください。
対象ユーザー
FAX 番号ライセンスが必要です。ライセンスを取得すると、ユーザーまたは管理者は、共有番号や個人ユーザーに FAX 回線を追加できます。
FAX 受信トレイ
FAX 受信トレイでは、以下のフィルターで FAX を絞り込むことができます。
受信した FAX | グループまたはコンタクトセンターが受信した FAX |
送信した FAX | グループまたはコンタクトセンターから送信された FAX |
すべての FAX | グループまたはコンタクトセンターで送受信されたすべての FAX |
スーパーバイザーおよび管理者は、グループまたはコンタクトセンターの受信トレイから FAX を表示・管理できます。

エージェントおよびオペレーターは、自分に割り当てられた FAX を以下から管理できます:
グループまたはコンタクトセンターの受信トレイから
FAX 送信元の連絡先/電話番号の会話履歴から
Note
デフォルトでは、受信トレイ内の FAX は [受信 FAX] でフィルターされています。これは、グループやコンタクトセンターのスーパーバイザーが FAX を割り当て、解決済み、未解決として管理できるようにするためです。
個別 FAX の管理
受信した FAX を個別に管理することができます。
FAX の割り当て
適切な担当者が FAX を処理できるように、グループまたはコンタクトセンター内のエージェント、オペレーター、スーパーバイザー、管理者に FAX を割り当てることができます。
FAX を割り当てるには、グループまたはコンタクトセンターの受信箱内の [FAX] タブに移動します。
FAX を選択し、[割り当て] を選択します。
ドロップダウンメニューから割り当て先を選択します。

FAX が割り当てられると、エージェントまたはオペレーターには、Dialbot から通知が届きます。

エージェントまたはオペレーターは、Dialbot 通知から [FAXを表示] を選択して、自分に割り当てられた FAX だけを一覧で確認できます。
FAX の割り当て解除
必要に応じて、FAX の割り当てを解除することができます。
FAX の割り当てを解除するには、グループまたはコンタクトセンターの受信トレイの [FAX] タブを開きます。
FAX を選択し、割り当て先のサムネイルを選択します。
ドロップダウンメニューから [割り当て解除] を選択します。

割り当てが解除されると、エージェントまたはオペレーターには、Dialbot から通知が届きます。

FAX の再割り当て
元の担当者が病気などで対応できない場合や、適切な担当者でない場合など、FAX を別のエージェントまたはオペレーターに再度割り当てる必要が生じるかもしれません。
FAX を再割り当てするには、グループまたはコンタクトセンターの受信トレイ内の [FAX] タブを開きます。
FAX を選択し、割り当て先のサムネイルを選択します。
ドロップダウンメニューから、新しい割り当て先を選択します。

再割り当てが完了すると、元の担当者には、FAX から削除された旨の Dialbot 通知が届き、新たに割り当てられたエージェントまたはオペレーターには、FAX が割り当てられた旨の通知が届きます。
FAX を解決済みにする
FAX の対応が完了した場合、そのステータスを [解決済み] に変更できます。FAX を解決済みにすると、対応内容を記録するためのメモを追加できます。詳細については、FAX 解決メモを参照してください。
FAX を解決済みにするには、グループまたはコンタクトセンターの受信トレイ内の [FAX] タブを開きます。
FAX を選択し、[解決済みにする] を選択します。

メモを入力し、[解決済みにする] を選択します。

FAX を未解決にする
FAX に対して追加の対応が必要になった場合や、再割り当てして処理を続ける必要がある場合、エージェントおよびスーパーバイザーは FAX を未解決にすることができます。
FAX を未解決にするには、グループまたはコンタクトセンターの受信トレイ内の [FAX] タブを開きます。
FAX を選択し、[解決済み] をクリックします。

メモを入力し、[未解決にする] を選択します。

FAX のステータスは [未解決] に切り替わります。
FAX の一括管理
グループやコンタクトセンターで大量の FAX を効率的に管理するには、一括操作機能を使用することで、FAX の割り当てや解決処理を簡単に行えます。
以下の操作は、FAX に対して一括で実行可能です:
割り当て/ 割り当て解除
解決 / 未解決
削除

Note
[受信 FAX] ビューでフィルターされた FAX には、すべての一括操作を使用できます。
[送信 FAX] ビューまたは [すべての FAX] ビューでフィルターされた FAX には、一括削除のみ使用できます。
一括操作を実行できるユーザー
グループおよびコンタクトセンターにおいて、以下のユーザーが一括操作を実行できます:
スーパーバイザー/ | スーパーバイザー/管理者は以下の操作ができます:
|
エージェント/ | エージェント/オペレーターは以下の操作ができます。
|
FAX を一括で割り当てる
FAX を一括で割り当てるには、グループまたはコンタクトセンターの受信トレイの [FAX] タブを開きます。
割り当てる FAX を選択し、 [割り当て] (人型アイコン)をクリックします。

ドロップダウンメニューから、割り当て先を選択します。

FAX が割り当てられると、エージェントまたはオペレーターには、複数のFAXが割り当てられた旨の Dialbot からの通知が受信トレイに届きます。

エージェント / オペレーターは、Dialbot 通知から [FAXを表示] を選択して、自分に割り当てられた FAX だけを一覧で確認できます。
FAX の割り当てを一括で解除する
FAX の割り当てを一括で解除をするには、グループまたはコンタクトセンターの受信トレイの [FAX] タブに移動します。
割り当て解除する FAX を選択し、 [割り当て](人型アイコン)をクリックします。
[割り当て解除] を選択します。

確認ウィンドウで [すべて割り当て解除] を選択します。

FAXの割り当てが解除されると、エージェントまたはオペレーターには、Dialbot の通知が届きます。

FAX を一括で再割り当てする
FAX の一括再割り当てを行うには、グループまたはコンタクトセンターの受信トレイの [FAX] タブを開きます。
再割り当てする FAX を選択し、[割り当て] アイコンを選択します。
ドロップダウンメニューから、新しい割当先を選択します。
確認ウィンドウで、[すべて割り当て] を選択します。
FAX が再割り当てすると、エージェントまたはオペレーターには [自分に割り当てられたFAXがキャンセルされました] という Dialbot からの通知が受信トレイに届きます。
再割り当てされたエージェントまたはオペレーターには、新しい FAX が割り当てられた旨の通知が届きます。
FAX を一括で解決済みにする
FAX を一括で解決済みにするには、グループまたはコンタクトセンター受信トレイの [FAX] タブを開きます。
FAX を選択し、[解決済みにする] アイコンを選択します。
FAX 解決メモを入力し、[すべて解決済みにする] を選択します。
FAX が解決されると、エージェント、オペレーター、スーパーバイザーには、割り当てられた FAX が解決済みになったことが Dialbot から通知されます。
FAX を一括で未解決にする
FAX を一括で未解決にするには、グループまたはコンタクトセンターの受信トレイの [FAX] タブを開きます。
FAX を選択し、[未解決にする] (チェックマークアイコン)を選択します。

メモを入力し、[すべて未解決にする] を選択します。
これらの FAX のステータスは [未解決] に切り替わります。
FAX が [未解決] になると、Dialbot から以下の通知が送信されます:

FAX を削除する
必要に応じて、受信トレイから FAX を削除できます。
FAX を削除するには、グループまたはコンタクトセンターの受信トレイの [FAX] タブを開きます。
削除する FAX を選択し、[削除 ] アイコンを選択します。
確認ウィンドウで [すべて削除] を選択します。

FAX が削除されると、Dialbot は FAX が削除されたことを通知します。
FAX 履歴
FAX 履歴では、誰にFAXが割り当てられたか、再割り当てされたかどうか、FAX が解決済み・未解決になった際のメモなどを確認できます。
FAX 履歴を表示するには、グループまたはコンタクトセンターの受信トレイの [FAX] タブを開きます。
対象の FAX にカーソルを合わせます。
[オプション] > [履歴] を選択します。
FAX 解決メモ
グループおよびコンタクトセンターの管理者は、FAX が解決されたら FAX 解決メモの入力を必須にすることができます。これにより、エージェントやオペレーターが解決内容を記録できるようになります。
FAX が解決済みになると、メモが FAX 明細の下に表示されます。
Note
コンタクトセンターでは、FAX 解決メモはデフォルトで有効になっています。
グループでは、FAX 解決メモはデフォルトで無効になっています。
グループで FAX 解決メモを有効にするには:
[管理者設定] > [グループ] を開きます。
グループを選択します。
[詳細設定] に移動し、[FAX 解決メモの追加をオペレーターに義務付ける] を選択します。

コンタクトセンターで FAX 解決メモを有効にするには:
[管理者設定] > [コンタクトセンター] を開きます。
コンタクトセンターを選択します。
[詳細設定] に移動し、[FAX 解決メモの追加をエージェントに義務付ける] を選択します。
