Dialpad では、マイクやスピーカーを含むお使いのオペレーティングシステムでサポートされているあらゆる音声デバイスを選択して使用することができます。ただし、使用されるデバイスによっては、通話品質やサポート機能に違いが出る場合があります。特にノイズの多い環境や人が密集する場所では、通話にて音声品質を確保するには、高品質のヘッドセットをご利用ください。
Dialpad AI は、すべての通話において、ノイズキャンセリグとエコーキャンセリング機能を提供しています。高品質のヘッドセットの多くにも、ノイズキャンセリグとエコーキャンセリング機能が搭載され、Dialpad 通話の音声品質をさらに向上させることができます。
ご利用環境に最適なデバイスについては、各デバイスメーカーの公式サイトをご参照いただくか、Dialpad 担当者までご相談ください。
音声デバイス・ヘッドセットの推奨事項
コンピューターに接続するデバイスを選択する際には、以下のポイントに注意することが重要です:
音声品質に定評の高い製造元のモデルから選ぶ
UC(ユニファイド・コミュニケーション)プラットフォーム認証済みのヘッドセットを利用する
利用環境に適したノイズキャンセリング機能付きのヘッドセットを利用する
PC 内蔵の Bluetooth ではなく、USB Bluetooth ドングルまたは直接 USB 接続を利用する
常にヘッドセットの最新のドライバーをインストールする
ヘッドセットは片耳用・両耳用どちらでも個人の好みによりますが、騒がしい環境では両耳タイプの方がより良い音質体験を提供する
ワイヤレスデバイスを利用している場合、別のワイヤレスデバイスと干渉していないかを確認する
ワイヤレスデバイスの仕様を確認、必要に応じてメーカーに相談する
厚い壁、距離、密集した環境などでのご利用は、音声品質に悪影響を及ぼす可能性がある
Tip
PC 搭載の Bluetooth 経由でのワイヤレスヘッドセット接続は、音声コミュニケーション用には最適化されないため、推奨しておりません。
Bluetooth vs DECT
Bluetooth デバイスは容易にペアリングができます。これに対して、DECT (デジタル強化無線電気通信) はベースステーションに依存しており、ペアリングしたデスクフォンやソフトフォンに限定されます。
以下、比較をご参照ください。
Bluetooth | DECT |
|---|---|
同時に 8 接続をサポート | 単一の接続専用で、接続した1デバイスにてオムニチャネル接続を提供 |
通信距離 (最大値) : Class 1:100m、Class 2:10 m、Class 3: 1 m | 通信距離 (最大値) :通常 100m 前後 |
デスクトップアプリ、モバイルアプリに最適 | デスクフォンの拡張に最適 |
プラグ&プレイヘッドセット (ドライバーなし) は、ドライバーがアップデートされていなかったりカスタム設定が適用されないなどが原因で音質の問題が生じることが多いため、Dialpad では推奨していません。
WebHID ヘッドセット
Dialpad は WebHID 対応ヘッドセットとの連携が進んでいるため、優れた通話体験を提供します。ユーザーは、ヘッドセットから直接着信に応答、切断が実行できます。
Web HID ヘッドセットの利用に関する設定は、こちらのヘルプ記事をご参照ください。
音声デバイス用のサードパーティ製ソフトウェア
Jabra や Plantronics など、多くのデバイスメーカーはヘッドセットに付随するソフトウェアを提供しています。これらのソフトウェアは、Dialpad でデバイスを使用するために必須ではありません。ただし、ファームウェアの更新やデバイスの詳細なカスタマイズを行うことで、使用体験を向上させることができる場合があります。
サードパーティ製ソフトウエアに対するサポートは提供していませんが、まれにサポートケースにおいてファームウェア更新を推奨することがあります。