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Dialpad + Microsoft Dynamics 365
- 更新日 27 Mar 2024
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Dialpad Microsoft Dynamics ネイティブ連携では、通話の自動ログ、見込み客や顧客情報への簡単アクセスなどにより、業務に集中したプロダクティビティの向上をご提供します。
Microsoft Dynamics 365 連携では以下をご提供します。
- DialpadとDynamics 365の連絡先、リード、アカウントレコードの同期
- Dialpadの通話とボイスメールをDynamics 365の連絡先に自動ログ
- 未登録電話番号との通話で新規連絡先/リードを自動作成
- CTI Chrome 拡張機能 の利用で、Dynamics 画面内で直接通話
以下、詳細をご参照ください。
Dialpad Microsoft Dynamics 365 連携は、Dialpad Talk、Contact Center、Ai Sales の Pro、 Enterprise プランでご利用いただけます。Standard プランは対象外です。
Dynamics 365 Sales クラウドエディション Pro、Enterprise、Premium プランが必要です。
Microsoft Dynamics 365 の有効化
はじめに、カンパニーに対して Dynamics 365 連携を有効化します。
管理者画面で [カンパニー] を開きます。
- [インテグレーション] を開く
- [Microsoft Dynamics] までスクロールダウン
- [オプション] を開く
- [設定の管理] を開く
- [Enable this feature] をクリック
- ご利用の Microsoft Dynamics URL を入力
- [保存] をクリック
Microsoft Dynamics の設定
上記で Microsoft Dynamics 連携を有効化後、設定に進みます。
設定は、カンパニー全体、あるいはオフィスごとに実行可能です。
カンパニー全体の設定
管理者設定画面を開きます。
- [カンパニー] を開く
- [インテグレーション] を開く
- [Microsoft Dynamics] までスクロールダウン
- [オプション] を開く
- [設定の管理] を開く
- [Call Logging] までスクロールダウン
- 必要なオプションを有効化
- [Log calls as activities] : 通話ごとにチケットを自動作成
- [Log voicemail as activities]: ボイスメールごとにアクティビティを自動作成
- [Post call recordings to Dynamics]: Dynamics アクティビティに通話録音リンクを保存
- [Post Ai transcript URL to Dynamics]: Dynamics アクティビティに通話 Ai トランスクリプトを保存 (日本未提供)
- Create Leads/Contacts: エージェントに新規電話番号からの通話でリード/コンタクトの作成を許可
- [保存] をクリック
オフィスレベルの設定
オフィスに特定して設定するには、はじめにオフィスを開きます。
- [オフィス] を開く
- [インテグレーション] を開く
- [Microsoft Dynamics] までスクロールダウン
- [オプション] を開く
- [設定の管理] を開く
- [Call Logging] までスクロールダウン
- 必要なオプションを有効化 (オプション機能は [カンパニー全体の設定] を参照)
- [保存] をクリック
Microsoft Dynamics へ接続
上記管理者設定が完了後、ユーザーはアプリからMicrosoft Dinamics アカウントへ接続します。
- アプリ左サイドより任意の連絡先をクリック
- 右サイドにあるMicrosoft Dynamics を開く
- [Connect Dynamics] をクリック
- 認証プロセスを実行
- [Accept] をクリックして連携を許可
上記により、Microsoft Dynamics アカウントが接続し、連携のご利用を開始いただけます
連絡先マッチング
Dialpad の連絡先を Microsoft Dynamics とマッチングすることで、Dialpad アプリ画面にて連絡先の通話履歴、作業メモ、チケット詳細にアクセスできます。
Dialpad 連絡先のプライマリーメールアドレス、名前、プライマリー電話番号に一致する連絡先/リード/アカウント/商談を検索します。
連絡先/リード/アカウントの表示をクリックすると、Dynamicsのレコード詳細ページが表示されます。
それでは、よくあるコンタクトマッチングのシナリオを見てみましょう。
以下、詳細をご参照ください。
一致なし - レコードに接続
Dynamics 連作先として未登録の顧客と通話した場合、新規連絡先を作成、あるいは既存の連絡先に接続します。
既存の連絡先に接続する手順:
- [レコードに接続] をクリック
- 連絡先名を入力
- [接続] をクリック
一致なし - レコードの作成
Dynamics 連作先として未登録の顧客と通話した場合、新規連絡先を作成、あるいは既存の連絡先に接続します。
新規レコードを作成する手順:
- Dialpad 右サイドバーアプリ > Dynamics から [連絡先を作成]、あるいは [リードを作成] をクリック
- 連絡先、リードのいずれを選ぶかは利用するDynamics連携設定による
Dynamics CRM に通話ログを残すには、通話中に連絡先/リードを作成する必要があります。
- [レコードに接続] をクリック
- [新規作成] を選択
- 連絡先情報を入力
- [保存] を選択
マッチングを確認
Dialpad アプリ右サイドバー > Dynamics セクションに顧客情報が表示されます。
以下を実行できます:
- オープンアクティビティの表示
- 通話履歴の表示
- 通話をログ
- 連絡先更新
- Dynamics の連絡先を表示
マッチングのやり直し
連絡先のロールが変わった場合ほか、連絡先を再度マッチングできます。
手順:
- Dialpad アプリで連絡先をクリックして会話スレッドを開き、右サイドアプリで Dynamics を開く
- ギアアイコンをクリック
- [Rematch contact] をクリック
- 連絡先名を入力
- [接続] をクリック
一致していない
連絡先が一致していない場合、[一致していませんか?]をクリックして、正しい連絡先に接続します。
複数に一致
複数の連絡先が一致した場合、手動で正しい連絡先を選択して接続します。選択するまで、通話はログされません。
右サイドバー > Dynamics より:
- 複数一致のハイパーリンクをクリック
- 正しい連絡作を選択
- [接続] をクリック
通話のログ
Dynamics CRMのレコードが Dialpad 連絡先にマッチすると、Dynamicsレコードに通話が自動ログされます。
エージェントは、件名と通話内容を通話履歴に追加、更新することができます。
通話中に右サイドバー > Dynamics より必要な入力をし [通話を保存] をクリックして、ログを実行します。
- カンパニー内のユーザーへの通話は Dynamics CRM へログされません。
- Dynamics CRM のコールアクティビティに通話録音URLを残すには、オフィス管理者による設定が必要です。
スクリーンポップ
スクリーンポップは、通話をすると、Dynamics CRMの該当レコードを自動的にブラウザタブに表示する機能です。
管理者がオフィス代表番号、グループ、コールセンターなどの共有ラインに対してスクリーンポップを有効にすることで、エージェントが通話をすると、顧客情報が自動で開くワークフローを構築できます。
スクリーンポップの設定方法については、こちらのヘルプセンター記事でご確認ください。
Dialpad CTI の利用
Dialpad CTI をご利用になることで、Dynamics CRM 画面内に直接 Dialpad を表示して通話することができます。現在 Chrome CTI 拡張機能 - アーリーアダプタープログラム (EAP) としてご案内しておりますので、カスタマーサクセスマネージャーへご連絡ください。
ご利用の Dynamics 環境に Chrome CTI 拡張機能を組み込むことで、アプリの切り替えなくシームレスな通話体験をご提供します。
FAQs
SMS はログできますか?
いいえ、現在日本のアカウントでは SMS に対応していません。
複数オフィスの環境で、オフィスごとに別の MS Dynamics 環境へ連携できますか?
はい、できます。
通話タイプは MS Dynamics へログされますか?
現行通話タイプはログされませんが、今後対応に向けて取り組んでいます。
MS Dynamics クラウドエディション以外で連携できますか?
いいえ。Dialpad + Microsoft Dynamics 365の統合は、MS Dynamicsのクラウドユーザーのみが対象です。オンプレミスのアプリケーションには対応していません。