放棄呼と不在着信の再分類

Prev Next

2025年7月23日の Dialpad アナリティクスを更新し、通話の分類精度を高め、不在着信と放棄呼の違いをより明確にしました。今回のアップデートでは、通話の状況をより詳細に把握できるメトリクスが導入され、お客様がエージェントに接続される前に通話を終了した理由をより正確に分析できるようになりました。

変更点

  • 放棄呼と不在着信の定義を明確化

  • 新しい詳細指標を導入し、特定の通話セグメントを分類

  • 過去の分析データを更新し、より見やすく改善

用語定義の変更

放棄呼と不在着信の定義に次の変更があります。

用語

定義

放棄呼

エージェントまたはオペレーターが呼び出される前に終了した通話

放棄呼(鳴動)

内線番号の呼び出し中に放棄された通話(エージェントレベル)

保留(キュー待機)

キューで待機中に放棄された通話(コンタクトセンター、グループレベル)

応答済み:保留後に終了

通話の応答後、保留中となり切断された通話

不在着信

呼び出したものの、応答されなかった通話

管理者画面への変更点

[通話カウントの内訳]において、[放棄呼(鳴動)] および [保留(キュー待機)] が、 [未応答] > [放棄呼] の下に表示されます。

[応答済み:保留後に終了] は、[応答] の下に表示されます。

リーダーボードには、新たに[放棄呼(鳴動)] と [応答済み:保留後に終了] の列が追加されます。

これらの項目は、分析データをエクスポートする際にも表示されます。

FAQs

放棄呼数が増えたのはなぜですか?

この変更により、一部の通話の分類方法が変わり、より多くの通話が [放棄呼] として記録されるようになりました。

元の不在着信数を算出するには、通話履歴にある不在着信の合計に、しきい値を超える通話時間の放棄呼をすべて加算します。