Dialpad + Zoho V2

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Dialpad を Zoho と連携して、連絡先、リード、アカウントをマッチングし、通話を適切なレコードへ自動で記録するなどの機能を利用できます。

以下、詳細をご参照ください。

対象ユーザー

この機能は現在、アーリーアダプタープログラム(EAP) にてご提供しております。詳細については、カスタマーサクセスマネージャーまでお問い合わせください。

Dialpad + Zoho 連携は Zoho Standard、Professional、Enterprise、Ultimate プランとともに、 Dialpad ConnectDialpad SupportDialpad Sell の Pro あるいは Enterprise いずれかのプランのお客様にご利用いただけます。

Zoho V2 の新機能

  • 連絡先検索

  • カスタムモジュールへの通話ログに対応

  • アカウント地域オプションの追加

  • Zoho 内での Dialpad AI 連携

また、これまでの Zoho CRM 機能(通話サマリー、通話ログ、連絡先マッチング)も引き続きご利用いただけます。

連携の有効化

まず、Zoho V2 連携をカンパニーレベルで有効化する必要があります。

Zoho V2 を有効にするには、Dialpad 管理者設定を開きます。

  1. [カンパニー] > [インテグレーション] を選択します。

  2. [Zoho V2] に移動し、[オプション] を選択します。

  1. [設定の管理] > [Enable this feature] を選択します。

  2. [変更を保存] を選択します。

次に、Zoho の各種設定を行います。

  1. [Call Logging] に移動します。

  2. 希望の設定を選択します。

    1. Log calls as activities: 通話ごとに Zoho の通話アクティビティが作成されます

    2. Log calls to custom modules: 通話がカスタムモジュールに追加されます

    3. Post call recordings to Zoho: Dialpad の通話録音が Zoho のアクティビティに追加されます

    4. Make call recordings playable inside Zoho: 録音を Zoho 上で直接再生できます

    5. Post AI-generated data to Zoho: Dialpad AI の文字起こしが Zoho のアクティビティに追加されます

  1. [Settings] に移動します。

    1. Create Leads/Contacts:  新規の連絡先を Zoho でリードまたは連絡先として設定します(後から変更可能)

    2. Region: 新しい Zoho アカウントの地域を選択します

Note

以下の地域でアカウントを作成できます:

  • オーストラリア

  • カナダ

  • 中国

  • ヨーロッパ

  • インド

  • 日本

  • 米国

Zoho V2 へ移行

既存の Zoho ユーザーは、インテグレーションの設定から Zoho V2 に移行できます。

Zoho V2 に移行するには:

  1. [カンパニー] > [インテグレーション] を開きます。

  2. [Zoho V2] に移動します。

  3. [オプション] > [更新] を選択します。

アップデートが完了すると、更新完了を知らせるメールと Dialbot メッセージが届きます。その後、ユーザーが Dialpad アプリで Zoho V2 に再接続する必要があります。

Note

以前の Zoho バージョンでマッチング済みの連絡先と設定は、すべて自動的に Zoho V2 に移行されます。

アップデートが失敗しても再試行できます。数回試してもアップデートできない場合は、カスタマーサクセスマネージャーまでご連絡ください。

Zoho への接続

エージェントは、Dialpad アプリで Zoho V2 に接続する必要があります。

Dialpad アカウントを Zoho に接続するには:

  1. 任意の連絡先を開きます。

  2. 名前を選択してプロフィールメニューを開くか、右サイドバーアイコンを選択します。

  3. Zoho V2 ウィジェットを選択し、[Connect Zoho V2] をクリックします。

連絡先のマッチング

Zoho V2 に接続すると、Dialpad アプリのサイドバーにマッチング済み連絡先の Zoho 情報が表示されます。

以下の連絡先詳細を確認できます:

  • 一般情報: 名前、メールアドレス、電話番号、所有者名、アカウント (空欄の項目は非表示のまま)

  • 取引: この連絡先に紐付く取引

  • アクティビティ: タスクや通話など

最新のアクティビティが上に表示され、直近の更新が先に確認できます。

Tip

Zoho ウィジェットのアイコンから、連絡先詳細の表示、ウィジェットの更新、Zoho の切断を簡単に行えます。

連絡先を照合する

Dialpad の連絡先の電話番号、メール、氏名のいずれかが一致する Zoho 連絡先をマッチングできます。

Dialpad の連絡先を Zoho に接続するには:

  1. Zoho V2 ウィジェットに移動します。

  2. [Match] を選択します。

連絡先を検索する

Zoho で連絡先を検索するには、検索アイコン(虫眼鏡)をクリックし、名前または番号を入力します。

Tip

電話番号の一部、メールのドメイン、名前の一部でも検索できます。

複数の連絡先の一致

一致する連絡先が複数見つかった場合は、候補が Zoho ウィジェットに一覧表示されます。

新規レコードの作成

通話中に Zoho で一致が見つからない場合は、[Create Record] を選択して連絡先を追加します。

カスタムモジュールへの通話ログ

デフォルトの Calls モジュールだけでなく、Zoho V2 の任意のカスタムモジュールに通話をログできます。

カスタムモジュールを有効にするには、Dialpad 管理者設定に移動します。

  1. [インテグレーション] を選択します。

  2. [Zoho V2] > [オプション] に移動します。

  1. [設定の管理] > [Call Logging] を選択します。

  2. [Log calls to custom modules] を選択します。

  3. ドロップダウンからカスタムモジュールを選択します。

  4. [変更を保存] を選択します。

Tip

モジュールが表示されない場合、Zoho CRM の設定をご確認ください。

カスタムモジュールのフィールドマッピング

管理者は、各カスタムフィールドをモジュールフィールドのドロップダウン内の値にマッチングできますが、各値は1回しか使用できません。

Zoho に表示されるよう、現在の通話ログの各フィールドをすべてマッピングします。通話に無関係な必須フィールドを設定するとエラーの原因になるため、避けてください。

(*) が付いたフィールドは必須で、値にマッピングする必要があります。マッチングされていない場合、通話ログは保存されません。

フィールドがグレー表示になっている場合は、その通話ログフィールドにはマッチングできないことを意味します。

利用可能なカスタムモジュールフィールド

Dialpad では、Zoho V2 でマッピング可能な以下のフィールドが提供されています。

フィールド

Call type

通話種類:発信・着信 (テキスト)

Call duration

通話時間 (mm:ss)

Call start time

通話開始時刻 (MM-DD-YYY &; HH:MM)

Description

From: 発信者名、電話番号

To:受信者名、電話番号

Coaching Team Name: コーチングチーム名

Contact Center: コンタクトセンター名

Department: グループ名

Call Disposition: エージェントが設定した通話タイプ

Call recording

通話録音へのリンク

Related contact

関連連絡先:Zoho のリード/連絡先 ID

Related record

関連レコード:Zoho のリード/連絡先 ID

Subject

件名:「Dialpad Inbound Call」/「Dialpad Outbound Call」

Call status

通話ステータス:「現在の通話」/「完了した通話」

通話サマリーの詳細

Zoho に通話がログされると、通話サマリーは [Description] に表示され、以下の詳細がメモとして追加されます。

From

発信者の名前と番号

To

受信者の名前と番号

Contact Center (該当する場合)

コンタクトセンター名

Coaching Team (該当する場合)

コーチングチーム名

Department

ユーザーが所属するグループ

Call Disposition (該当する場合)

Dialpad の通話タイプ

Call Summary Link (該当する場合)

Dialpad 通話サマリーへのリンク

Recording URL (該当する場合)

通話録音へのリンク

Note

通話中に記録したメモは通話アクティビティに保存されます。

連絡先が一致している場合にのみ、通話中または通話後にメモを記録できます。

Zoho で Dialpad AI を記録する

[Post AI-generated data to Zoho] 設定が有効なとき、各通話に AI データと通話情報のメモが追加され、サマリーと AI データが記録されます。

以下は、Zoho で記録・サポートされる Dialpad AI 機能です:

AI サマリー

通話の AI 要約

AI アクションアイテム

通話で検出されたアクションアイテム

AI 通話結果

AI Recap と併せて生成される通話結果

AI 通話目的

AI に生成された(AI 要約オブジェクトで確認可能)

Note

AI サマリー、アクションアイテム、通話結果を記録するには、該当の通話で Dialpad AI を有効にする必要があります。

FAQ

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EAP(アーリーアダプタープログラム)では、リリースに先駆けて新機能をご利用いただくことができ、お客様からのご利用時のレビューやフィードバックを、実際の製品の改善に取り入れさせていただきます。ご連絡は、フィードバックを提供するには、カスタマーサービスまたはカスタマーサクセスマネージャーまでご連絡ください。

お客様からご連絡いただいた内容は、事前にご承認をいただいたあと、製品リリース時のマーケティングプロモーションでご紹介させていただく場合がございます。