Dialpad の Salesforce連携では、Ai を活用したワークフロー、強力なネイティブコール、顧客データの連携などにより、営業活動へフォーカス、また顧客満足度の向上に向けご利用いただけます。
本記事では、Dialpadが提供する連携オプション、また詳細についてご案内します。
利用できるプラン
Dialpad Salesforce 機能は、Pro, Enterprise プランでご利用いただけます。また、Salesforce Service、Sales Clouds ともに連携いただけます。
必要要件
Salesforce パッケージの最新バージョンを実行する必要があります。
Salesforce パッケージ
すべてのDialpad for Salesforce 連携(Lightning、Classic、パワーダイアラ、Omnichannel、High Velocity Sales)は、2025年2月21日にリリースされた最新バージョン V1.789 で稼働しております。
Salesforce Enterprise、Unlimited、かつ API アクセスのあるエディションが必要です。
CTI Chrome クリックコール
Chrome ブラウザ上の電話番号をクリックし、Dialpadから直接通話します。
Salesforce Lightning
Salesforce Lightning プラットフォームにてDialpadアプリ連携を提供します。
Salesforce Classic
Classic Salesforce プラットフォームにてDialpadアプリ連携を提供します。
パワーダイアラ
Dialpad Powerdialer は Salesforce 内で、営業マネージャが架電リスト(リード、取引先責任者、商談、取引先など) を作成して、担当者へ割り当てることができます。担当者はリストから自動発信を実行し、個別に発信する手間を省くことができます。
* Dialpad Sell ライセンスのみ
High Velocity Sales
DialpadとSalesforce High Velocity Salesの連携により、Dialpad と Salesforce High Velocity Sales の連携は、ケイデンスから通話をトリガーしたり、通話後にタスクを完了するなど、セールススタッフの生産性向上にお役立ていただけます。
* Dialpad Support、Dialpad Sell のみ
Salesforce オムニチャネル
Salesfoce オムニチャネルコンソール画面にて、管理者がエージェントステータスの管理や同期、優先度を作成し、包括的 CX ソリューションを展開します。
* Dialpad Support、Dialpad Sell のみ
Salesforce1
Salesforce モバイルソリューション (Classic、およびLightning) にて、Salesforce モバイルアプリの通話をDialpad アプリに連携します。
* 利用するデバイスに Dialpad モバイルアプリのインストール必須
FAQs
SalesforceとSalesforce Lightningの違いは何ですか?
Salesforce Lightning は、Salesforce の新しいバージョンです。簡素化したユーザーエクスペリエンス、より高度な機能を備え、営業、サービスのプロセス管理がより最適化されています。
DialpadはSalesforceのデータを保存しますか?
いいえ、DialpadはSalesforceのアクティビティデータを保存しません。Salesforce API を利用してリアルタイムに情報を取得し、Dialpadアプリ上で閲覧できるよう表示します。
どの言語に対応していますか?
英語、日本語に対応しています。
Hyperforce と互換がありますか?
はい、Dialpad for Salesforce v1.758 以降で互換性があります。最新パッケージでは、Hyperforce サポートの有効化について、追加手順はありません。
Salesforce CTIとDialpadアプリ連携の違いは何ですか?
どちらのオプションも Dialpad に接続して通話を実行しますが、以下内容が異なります。
機能 | Salesforce CTI | Dialpadアプリの連携 |
---|---|---|
目的 | Salesforce 環境での利用に特化 | 通話機能を主とし、Salesforce への互換性を提供 |
おもな利用対象者 | Salesforceを主要ツールとして活用するチーム | Dialpad機能を優先しつつ、Salesforceとの連携を求めるチーム |
設定 | Salesforce AppExchange ソリューションを使用してSalesforce CTI を設定 | Dialpad連携の有効化 |
クリックコール | 完全対応、Salesforceから直接発信が可能 | 機能提供なし |
プライバシーモード | あり | あり |
コンタクトセンターステータス更新 | あり | あり |
連絡先照合 | あり | あり |
通話コントロール | CTI内で対応 | アプリ内で対応 |
通話ログ | あり | あり |
関連オブジェクトへのログ | あり | 機能提供なし |
ケース、商談、カスタムオブジェクトへの割り当て | あり | 機能提供なし |