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Okta にDialpad 電話番号を同期する
- 更新日 25 Nov 2024
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Dialpadは、SCIM連携にて Okta経由で自動ユーザープロビジョニング管理をサポートしています。はじめに、DialpadとOktaの間でSCIMを設定する必要があります。この設定手順詳細は、こちらのヘルプセンター記事をご参照ください。
Dialpad Connect、Dialpad Support, Dialpad Sell のすべてのプランでご利用いただけます。
本機能は、Enterprise プランではデフォルトで有効です。Standard、Proプランでご利用の場合、オプション機能を追加いたしますので、サポートまでご連絡ください。
電話番号を同期するには、Okta 管理者アカウントにて Okta ユーザープロフィール、Dialpad ユーザープロフィールを更新できる権限が必要です。
設定手順
以下手順で、Dialpad から Okta への同期を設定します。
- [Directory] セクションから [Profile Editor] を開き、[Okta default User Profile] へアトリビュートを追加します。
- [Dialpad application User Profile] へ新規アトリビュートを追加します。(SCIMを管理).
- Dialpad application User Profile Attribute Mappings にて、手順1、2 で追加した新規アトリビュートをマップします。
次に、ユーザーに割り当てられた番号で Okta を更新する手順に進みましょう。
- Oktaドメインに管理者ログインをし、[Directory] セクションから [Profile Editor] を開きます。
- [User (default) profile] を開きます。
- [Attributes] セクションから [Add Attribute] を選択します。
- [Add Attribute] 設定画面で、以下を入力して保存します。
- Profile Editor を再度クリックし、SSO・SCIM 利用している [Dialpad application profile] を選択します。
Note:
プロフィール名はご利用の環境により異なります。
- 引き続き [Attributes] セクションで [Add Attribute] を選択します。
- [Add Attribute] 設定画面にて、以下をコピーペーストで正確に入力します。それ以外のフィールドは変更せずに現在の設定を維持し、保存します。
アトリビュート名
値
Data Type
string
Display Name
Dialpad Phone
Variable Name
dialpadPhone
External Name
phoneNumbers.^[type=='Dialpad'].value
External Namespace
urn:ietf:params:scim:schemas:core:2.0:User
Description
Dialpad Phone
- [Dialpad Application Profile] に戻り、[Mappings] ボタンをクリックします。
- [Dialpad Application to Okta User] の方向が選ばれていることを確認し、マッピングセクションにスクロールダウンします。
- 右側 (Okta プロフィール) で新規アトリビュート(dialpadPhone) を選びます。ドロップダウンメニューから新規後リビューをを選択して、[Save Mappings] をクリックします。
- 要件にしたがい、以下いずれかを選択します。
- [Apply Updates Now] は、Dialpad アプリケーションが付与されたユーザーを新規アトリビュート情報で更新します。
- [Don’t Apply Updates] は、新規アトリビュートは今後の新規ユーザーにのみ適用します。Note
Okta は Dialpad からのデータ取得ジョブを後にスケジュールするので、上記設定は即座に適用されません。
- 新規ユーザーをDialpad アプリケーションに割り当てると、Okta の Dialpad 電話番号アトリビュートが自動更新されます。確認するには、Oktaで Directory > People から新規ユーザーを選び、[Assigned Applications] セクションで Dialpadアプリケーションの Edit ボタンをクリックすると、以下のように電話番号を確認できます。
Okta へ Dialpad 電話番号をプッシュする
Okta では、Profile Sourcing 機能により、アプリケーションのユーザープロフィール情報を元データとして実行できます。
Dialpadは、Active Directoryのように実際のプロファイルソースとなることを目的としていません。この機能は、組織内に他のプロファイルソースがある場合に効果があるもので、Oktaのプロファイルソースに表示されるアプリケーションがDialpadだけの場合には、この機能は有効にしないでください。Dialpadを唯一のプロファイルソースとして使用しないでください。また、プロファイルソースのリストでは、Dialpadの優先度をできるだけ低く (リストの下のほうに) 配置してください。
次に、Okta のデフォルトプロファイルに電話番号のアトリビュート値をプッシュする設定をします。
- Okta で [Applications] を開き[Dialpad] アプリを開きます。
- Provisioning タブ配下で、Profile & Lifecycle Sourcing > To Okta > Edit を開きます。
- [Allow Dialpad to source Okta users] チェックボックスをクリックし、ポップアップをOKで閉じます。
- [Profile & Lifecycle Sourcing] ページにもどり、[When a user is deactivated in the app] にて [Do Nothing] を選択します。別のオプションはそのままを維持します。[Save] をクリックします。
- [Profile Editor] で [Dialpad User] profile を選び [Mappings] をクリックします。[Apply mappings on user Create and Update] が選択されていることを確認します。
- [Profile Editor] で [Okta User (default) profile] を選びます。
- [Attributes] セクションで、Dialpad Phone アトリビュートの編集ボタンをクリックします。.
- 最後に、Source Priority attribute > Override Profile Source にてプルダウンより [Dialpad] を選び [Save Attribute] をクリックします。
上記で、設定は完了です。今後、ユーザーがDialpadアプリケーションに割り当てられると、Dialpadで割り振られた電話番号が取得され、そのユーザーのOktaプロファイルがその値で更新されます。他のアプリケーションは、Oktaからアプリケーションに別の属性をマッピングすることで、Dialpad 電話番号の値を取得することができます。