Dialpad 多要素認証 (MFA)
  • 01 Aug 2024
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Dialpad 多要素認証 (MFA)

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記事の要約

多要素認証 (MFA) は、ユーザーに複数の要素を組み合わせて認証を要求するプロトコルです。セキュリティを強化し、第三者からの不正ログインの可能性を低減します

Dialpad 多要素認証では、ユーザーはメールに直接送信されるコードから認証するもので、シンプルかつ、効果の高いソリューションをご提供しています。

この機能を利用できるプラン

多要素認証は、SAML または SSO 連携を利用していない、すべての Dialpad ユーザーにご利用いただけます。

多要素認証は、Dialpad PC、ウェブ、モバイルアプリ (Android/iOS) のログインをサポートします。

この機能は現在、アーリーアダプタープログラム (EAP) としてご提供しております。機能をご希望の場合、担当のカスタマーサクセスマネージャーに連絡し、アーリーアダプタープログラムへの申込みをご確認ください。

多要素認証のしくみ

Dialpad 管理者が多要素認証 (MFA) を有効にすると、ユーザーがメールアドレスとパスワードでログイン後、ワンタイムパスワード (OTP) を記載したメールがユーザーの登録アドレスに送信されます。


ユーザーは、受信したワンタイムパスワードを入力して送信後、Dialpad へのログインが完了します。

多要素認証が設定されたユーザーは、Dialpadアプリまたは管理者画面への次回ログインから、多要素認証が義務付けられます。

Dialpad の多要素認証サービスは、Dialpad ユーザー登録アドレスを使用するため、別途メールアドレスの設定などの必要はなく、簡易な設定で完了できます。

多要素認証の有効化

多要素認証を有効にするには、カンパニー設定で実行します。

Note:

多要素認証を有効にするには、カンパニー管理者権限が必要です。

手順:

  1. カンパニー管理者権限でログインし、管理者画面左上より [カンパニー] を開きます。

  2. [認証] を選択します。

  3. [MFA] を選択します。

  4. [確認コードのメール送信をカンパニー全体に適用する] をオンにします。

  5. [変更を保存] を選択します。

以上で、カンパニーに対して多要素認証が有効になりました。

多要素認証・例外を追加

例外に設定されたユーザーは、多要素認証のプロセスなしでログインが完了できます。

手順:

  1. カンパニー管理者権限でログインし、管理者画面左上より [カンパニー] を開きます。

  2. [認証] を選択します。

  3. [MFA] を選択します。

  4. [例外リスト] に移動します。

  5. [ユーザーを追加] をクリックして、対象のユーザーを追加します。

  6. 検索バーにユーザー名を入力して、検索が可能です。

  7. 例外とするユーザーを選択後、[ユーザーの追加] を選択します。

  8. [変更を保存] を選択します。

追加したユーザーが例外リストに表示されます。

多要素認証・例外ユーザーの削除

カンパニー管理者は、例外リストからユーザーを削除することができます。

手順:

  1. カンパニー管理者権限で、管理者画面より [カンパニー] を開きます。

  2. [認証] を選択します。

  3. [MFA] を選択します。

  4. [例外リスト] に移動します。

  5. 対象のユーザーの右側にある [削除] を選択します。

  6. [変更を保存] を選択します。

ユーザーのロックを解除する

ワンタイムパスワードの誤入力によりログインがブロックされた場合、管理者は手動でユーザーのロックを解除できます。 ユーザーロック解除は、オフィス管理者画面で実行します。

手順:

  1. 管理者画面より [オフィス] を開きます。

  2. [ユーザー] を選択します。

  3. ユーザーの右側の [オプション] を選択します。

  4. プルダウンから [管理者] を開きます。

  5. [アカウントをロック解除]を選択します。

ロック解除されたユーザーは、再度ワンタイムパスワードに応えてログインします。

FAQs

ワンタイムパスワードを誤入力するとどうなりますか?

ワンタイムパスワードは、最大4回まで入力できます。

最初のコードが送信されてから 30 秒後、または4回間違ったコードが入力されると、[コードを再送信] ボタンが有効になります。

再送信されたコードでも誤入力を繰り返すと、アカウントは 20 分間ロックアウトされます。

メールアドレスにアクセスできない場合はどうすればよいですか?

ワンタイムパスワードを受信するメールアカウントにユーザーがアクセスできない場合、カンパニー管理者はこのユーザーを例外リストに追加する対応が可能です。これにより、ユーザーは多要素認証なしで Dialapd にログインできるようになります。

メールの代わりにSMSでコードを送ることはできますか?

ワンタイムパスワードはメール受信のみです。

ワンタイムパスワードに有効期限がありますか?

はい。ワンタイムパスワードの有効期限は10分です。有効期限が切れると無効となるため、[コードを再送信] ボタンで新しいコードをリクエストする必要があります。

ワンタイムパスワードを受け取るメールアドレスを変更できますか?

いいえ、できません。ワンタイムパスワードは、Dialpad に登録されたユーザーメールアドレスに送信されます。

メールプロバイダーに障害が発生した場合はどうなりますか?

メールプロバイダーのサービス停止などでコードをメール受信できない場合、多要素認証をオフに変更することで、ユーザーはログインが可能となります。変更は、カンパニーのユーザー全体に適用されます。

多要素認証をオフにするには、カンパニー管理者が、カンパニー > [認証] > [MFA] > を開き、[確認コードのメール送信をカンパニー全体に適用する] チェックボックスをオフにして、[変更を保存] で設定を保存します。

機能に関するフィードバックはどこに送ればよいですか?

カスタマーサクセスマネージャー、または Dialpad カスタマーサポートまでお寄せください。


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