一括ユーザー設定では、大規模の企業を管理する際に、組織全体のユーザーに自動的に適用(または非適用)される設定を選択できます。これにより、オフィスの設定を一貫性のある効率的な方法で整理・管理することが可能になります。
対象ユーザー
この機能は現在、アーリーアダプタープログラム(EAP) にてご提供しております。
Dialpad ES (エンタープライズサポートポータル)へのアクセス権を持つスーパー管理者のみが利用できます。
一括ユーザー設定で使用可能な設定項目
次のユーザー設定を一括で適用できます:
通話の AI を有効にする | 通話に対して Dialpad Ai を自動的に有効にするかどうかを選択できます。 |
通話開始時に文字起こしを表示する | 通話開始時に文字起こしを有効にするかどうかを選択できます。 |
新しいボイスメールメッセージをアップロード | すべてのユーザーに適用されるボイスメールメッセージを選択できます。 |
新しい保留音をアップロード | すべてのユーザーに適用される保留音を選択できます。 |
着信鳴動時間の設定 | 通話が切断されるまでの呼び出し時間を選択できます。
|
通話処理方法 | ユーザーが別の通話中の場合に、どのように通話を処理するかを選択できます。 |
発信者番号 | 発信者番号を表示するかどうかを選択できます。 |
IVR、ボイスメール、Ai の言語 | デフォルトの IVR、ボイスメール、Ai の言語を選択できます。 |
個人の勤務時間 | ユーザーの勤務時間を設定できます。 |
高度な不在着信ルーティング | 不在着信のルーティング方法を設定できます。 |
一括ユーザー設定を有効にする
一括ユーザー設定を有効にするには:
Dialpad エンタープライズサポートポータルを開き、カンパニーを選択します。
[Bulk user settings] を選択します。
[Specify the Target Key] フィールドに、ターゲットキーを入力します 。
Note
正しいターゲットキーを入力していることを確認してください。
各フィールドに対してオプションを選択し、[Submit] を選択します。
Note
フィールドを変更しない場合、設定はデフォルト値に戻ります。
設定は、指定されたユーザーに適用されます。更新完了の確認メッセージがスーパー管理者に送信されます。
ターゲットキー
ターゲットキーとは、社内の特定のグループを識別するための一意の複数文字からなるコードです。 一括ユーザー設定機能を使用する際には、ターゲットキーを指定することで、どのエリアに対して設定を適用するかを明確にします。
現在使用可能なターゲットキーのオプションは以下の3種類です:
カンパニー | カンパニーターゲットキーを使用すると、 カンパニー内のすべてのユーザーに対して、一括ユーザー設定で行った変更が適用されます。役職、グループ、オフィス、所在地に関係なく反映されます。 |
オフィス | オフィスターゲットキーを使用すると、特定のオフィスに所属するすべてのユーザーに対して変更が適用されます。役職や所在地に関係なく、そのオフィスに所属していれば対象となります。 |
グループ | グループターゲットキーを使用すると、特定のコンタクトセンター、コーチングチーム、またはグループに対して設定は適用されます。
|
ターゲットキーを追加するには:
Dialpad CSR ホームページで、[Offices] または [Departments] を選択します。
[Office/Department/Call Center Lookup] ページで、オフィスまたはグループを選択します。
選択されたオフィスまたはグループの行で、[Key] 列に表示されているキーをコピーします。
Dialpad CSR ページに戻り、[Bulk user settings] を選択します。
[Target Key] フィールドに、コピーされたターゲットキーを貼り付けます。
FAQs
フィードバックを共有するには?
EAP(アーリーアダプタープログラム)では、リリースに先駆けて新機能をご利用いただくことができ、お客様からのご利用時のレビューやフィードバックを、実際の製品の改善に取り入れさせていただきます。ご連絡は、フィードバックを提供するには、カスタマーサービスまたはカスタマーサクセスマネージャーまでご連絡ください。
お客様からご連絡いただいた内容は、事前にご承認をいただいたあと、製品リリース時のマーケティングプロモーションでご紹介させていただく場合がございます。