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VPN スプリットトンネリング
- 更新日 10 Feb 2025
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Dialpad は VPNで動作しません。会社で VPN を使っている場合は、スプリットトンネリングで VPN の外に Dialpad のトラフィックを設定してください。
VPNは、通常本社やネットワークレベルで構成され、外部ネットワークから正しい権限で暗号化された接続を許可する一方で、社内データへの不要な外部アクセスを防止するためのセキュリティ対策です。例として、リモートサイト、あるいはリモートオフィスや自宅で勤務する社員に、社内ネットワークのアプリ接続を可能とするものです。
VPNには、以下2種類があります
ソフトウェア
ハードウェア
主な相違点は、ハードウェアVPNは、VPN機能を管理する物理的なスタンドアロン・デバイスで、一般的にデータ室やネットワークセンターに設置されます。これに対してソフトウェアVPNは、第3者アプリケーションとして提供されるもので、今日ハードウェアVPNよりも広く利用されています。ソフトウェアVPNをデバイスにインストールすることで、社内ネットワークのアプリシステムおよびデータへのアクセス許可を保護したり、社内ネットワークユーザーにサードパーティサーバー上のアプリケーションへのアクセスを許可する設定ができます。
冒頭の通りDialpadはVPNで動作しないため、VPNご利用環境下ではスプリットトンネリングを設定ください。
スプリットトンネリング
Dialpad をVPNの環境下で利用するには、スプリットトンネリング設定でDialpadへのアクセスを分割する必要があります。スプリットトンネリングは、ローカルインターネット接続で特定のトラフィックを直接ルーティングし、残りのトラフィックを安全な社内ネットワークにもどす VPN 機能です。
一般的に、VPNスプリットトンネリングでは、どのアプリをVPNセキュリティに通し、他はアプリのセキュリティツールを通して接続する、などを選択することができます。Dialpadは実質的なセキュリティベストプラクティスレイヤーを使用しており、一般的にVPNによりデータ速度の遅延が発生することで、通話トラフィックのスムーズかつ順序だてた伝送を損なうことがあります。
一般的に、以下2タイプのVPNスプリットトンネリング機能であります。
URLベーススプリットトンネリングでは、VPNを通して暗号化したいURLを具体的に指定します。これは通常VPNブラウザ拡張機能で実行します。
アプリベースのスプリットトンネリングは、VPN経由でルートするアプリを指定し、それ以外のトラフィックは通常のネットワークを通すなどの設定をします。
FQDNs
Dialpad ではベストプラクティスとして、VPNスプリットトンネリング設定にて、以下FQDNへの送信両方向のトラフィックをホワイトリストいただくことを推奨します。
*.dialpad.com
devpfs.obitalk.com
storage.googleapis.com
ubervoice.ubervoip.net
turn.ubervoip.net
stun.l.google.com
uvwss.ubervoip.net
legacy.dialpad.com
dialpadcdn.com
static.dialpadcdn.com
prov*.dialpad.com
google-public-dns-a.google.com
google-public-dns-b.google.com
*.pusher.com
*.googleusercontent.com
*.ymcs.yealink.com
*.yealink.com
realtime.push.dialpad.com
realtime2.push.dialpad.com
realtime3.push.dialpad.com
*.dialpad.net
他詳細は、ネットワークベストプラクティスをご参照ください。