着信時の鳴動に関するご質問へお応えします。
グループやコンタクトセンターでの設定と、オペレーター/エージェントの個人設定はどちらが優先されますか?
一番短い鳴動時間をデフォルトにします。管理者がグループやコンタクトセンターに設定している鳴動時間よりオペレーター/エージェントの個人設定で設定している鳴動時間の方が短い場合は、オペレーター/エージェントの個人設定の鳴動時間が優先されます。
仮に管理者がグループ番号の鳴動時間を 30 秒に設定して、オペレーター A が自分の鳴動時間を 20 秒に設定したとします。グループに着信があると、オペレーターA を鳴動させる時間は 20 秒となり、他のオペレーターを鳴動させる時間は 30 秒(各自で鳴動時間を設定していない場合)となります。
同じシナリオで、オペレーター B が自分の鳴動時間を 35 秒 (グループの鳴動時間より長い) 、オペレーター C が自分の鳴動時間を 25 秒 (グループの鳴動時間より短い) に設定した場合、架電者には呼び出し音が 75 秒間聞こえます。(A 20 秒 + B 30 秒* + C 25 秒 = 75 秒、*グループに設定した 30 秒が Max となる。)
上記は、共有番号のルーティング設定、また着信がユーザー個人に順に送られる、最長待機、固定順、ラウンドビンに適用されます。
設定した鳴動時間の通りに動作していないようです。
着信鳴動時間が 100% 正確に動作する保証はできません。設定の鳴動時間にあわせてできる限り正確に鳴動するようにはなっていますが、10 秒から 45 秒の間で多少の鳴動時間の誤差があります。
10 秒と設定した場合、着信鳴動時間としては短いため常にこれをキープするのは難しいことがあります。また 45 秒と設定した場合、転送先のボイスメールが 30 秒を過ぎた時点で応答してしまうこともあります。
個人設定の着信鳴動時間と、コーチングチームの鳴動時間が異なる場合、どちらが適用されますか?
常に、2つの着信鳴動時間のうちに短い方が使用されます。
この仕組みは、個人設定とコーチングチームの設定のいずれか短い方を優先することで、できるだけ早く接続されるように設計されています。