ポートの開放
ネットワーク環境で使用するDialpadクライアントの種類 (ナイティブアプリ、デスクフォン、モバイルアプリ) により、開放するポートを調整する必要があります。一般的には、Dialpadクライアントでは以下についてサーバーに接続する必要があります:
- サーバーへの登録
- 通話を確立するためのSIPメッセージの送受信
- 音声メディアの送受信
- データの送受信
ポートの開放
ブラウザおよびネイティブアプリ (Mac or Windows) のため以下のポートを開放してください:
ポート | プロトコル | 説明 |
443 | TCP | 画像、メッセージ、ソーシャルプロファイル機能などを含む製品 HTTPS と WSS プロトコルによる通信 |
16384-32768 | UDP、双方向 | メディア(音声とビデオデータ)、音声通信、RTP & SRTP |
19301、19302 | UDP | NATを超えるためのSTUN and TURN |
443 | UDP/TCP | NATを超えるためのSTUN and TURN |
Obihai and SIP Phones: 電話のため以下のポートを開放してください:
ポート | プロトコル | 説明 |
80 | TCP | コールを受信した際のObihaiのLCD上に表示される画像 |
7060、5060 | UDP outbound, TCP | コール設定のためのSIPシグナリング |
5061 | TLS | セキュアフォン(TLS利用) |
10000 | UDP、 双方向 | Obihaiのみ。 通話のためのメディア(音声とビデオデータ)とObihiコンフィグレーションサーバーからのコンフィグレーションのダウンロード |
16384-32768 | UDP、 双方向 | メディア(音声とビデオデータ)、音声通信、RTP & SRTP |
Tips: 送信ポートを制限している場合、UDP/TCPプロトコルのポート10000-20000が開けているかご確認ください。(※Obihaiのみ)
*送信用UDPを作成するには、ポートを開いておく必要があります。 DialpadはUDPトラフィックを返すためにポートを利用します。
帯域
よい音声品質を確保するには、高速DSL、ケーブル、光ファイバ接続の利用を推奨しています。 音声回線の上り下りの帯域幅を100Kbits/秒 で利用することを想定しています。