ミーティング中のビジネス会話には、議論やアサインされたタスクの情報が豊富に含まれています。これらのタスクはミーティングにおける最も重要な成果物ともいえますが、タスクすべてを自然会話から追跡することは容易ではありません。そこでアクションアイテムの登場です。Voice Intelligence が会話からアクションアイテムを表面化することで、メモの取り忘れを補助して、会話に集中するように助けます。
通話後のアクションアイテムは Vi 通話サマリーで確認できます。アクションアイテムのいくつかは再公式化されてより読みやすく、理解しやすくなっていることに気づくでしょう。
検出されるアクションアイテム
(Voice Intelligence は現在、米国英語のみ対応しています)
コンタクト
- 例:
- “You can contact me tomorrow”
- “We will call you on Tuesday”
送信情報
- 例:
- “I will email you the document”
- “You can send him the notes”
ミーティングセットアップ
- 例:
- “I can set up a meeting with you to discuss this”
- “I will book a meeting with you on Monday”
アクションアイテムの使用方法
Vi を有効にしている間は、上記3つのカテゴリに該当するアクションアイテムが会話中に自動検出されます。
通話後
アクションアイテムをチェックリストとして、タスクの洗い出しや期待されている事項の確認に活用できます。
アクションアイテムを共有
通話サマリーの URL をメールや SMS で共有することにより、ミーティング参加者にアクションアイテムを送ることができます。
セールスコーチング
アナリティクス ダッシュボードやコーチンググループでアクションアイテムの通話をフィルターすることにより、スタッフが次のアクション設定について積極的であることを確認できます。
カスタマーエンゲージメントを追跡
顧客が言及したアクションアイテムはエンゲージメントと関心の高さを示唆している場合があります。これらのアクションアイテムの通話をアナリティクスのフィルターを使って抽出できます。
アクションアイテムの動作
アクションアイテムがキャプチャされるためには、いくつかの必須コンポーネントがあります。
タスクオーナー:アクションやタスクに責任がある人。タスクオーナーを表す主語は “I”, “we”, “you” のような一人称または二人称代名詞が必須です。これはすべてのアクションアイテムで必須となります。
- 例: “We will give you a call later”
アクション: 特定のアクションやタスクが起こるであろうことが必要です (例の動詞部分)。これはすべてのアクションアイテムで必須となります。
- 例: “We will send you the invoice”
受け手: アクションを受ける人。受け手は “you”, “us”, “them”, “him”, “her” などの目的格が必要です。これはオプショナルであり、すべてのアクションアイテムには含まれないかもしれません。
- 例: “I will schedule a meeting with them on Friday”
タイミング: アクションが起こるだろう時間。これはオプショナルであり、すべてのアクションアイテムには含まれないかもしれません。
- 例: “I will shoot you an email tomorrow”