先月 (2020年3月) 時点で世界中のインターネット利用は2倍になり、もはやホームインターネット接続に関する問題は喫緊の課題です。この記事では、ご自宅の LAN 環境で行えるセルフチェックの方法をご紹介します。
次のステップをお試しください:
1. インターネット通信速度を確認する
インターネット通信速度が遅くなる原因は複数あります。通信速度をテストするウェブサイトはたくさんありますので、Google などの検索エンジンで "test internet speed" と検索してみてください。 speedtest.net や https://fast.com/ja/# など、これら以外にも通信速度を無料で測定できるウェブサイトがたくさん紹介されています。
Dialpadで通話する際には、0.1Mbps程度のインターネット帯域が必要となります。Dialpad以外にもインターネットを利用するサービスはあり、例えばストリーミング動画をHD画質で視聴すると、1つの視聴につき5.0Mbpsほどの帯域が必要となるのが一般的なようです。ご自宅でのインターネットの利用状況に応じて必要なインターネット接続帯域があるかご確認ください。
測定結果が「遅い」場合は、次のステップを実行してみてください。もし規模が大きくより堅固なインターネット接続のテストを必要とされる方は、Dialpad サポートへご連絡ください。
2. インターネットサービスプロバイダに連絡する
インターネットサービスプロバイダのステータス情報をチェックして、あなたのエリアで何か障害が発生していないかを確認してみるのも有効です。インターネットに関する問題はインターネットサービスプロバイダに電話で確認することもできますが、もし以下の機能がオンになっている場合はオフにしてみてください。
ルーターのファイアウォールで次の機能がオフになっていることを確認してください:
- SIP-ALG | SIP ALG は SIP パケットを思わぬ形で破壊したり読めなくします。これにより phone がレジスタされなかったり、発信や着信が失敗することがあります。
- Deep Packet Inspection (DPI)
- Stateful Packet Inspection (SPI)
3. ルーターを再起動する
昔からよく使われている方法ですが、もし機器が正常に動かなくなったら、まずは電源を切り、再度電源を入れてみてください。実際にルーターの再起動でインターネット接続が改善することはよくあります。電源を切った後に5秒程待ってから電源を入れるようにしてください。この方法で解決しない場合は次のステップをお試しください。
4. ルーターと Wi-Fi の接続が最も良い場所を見つける
インターネット接続が最も良い場所を見つけるには、ルーターが何かに遮られていないことを確認してください。ルーターは自宅の開かれた場所に配置してください。ルーターはキャビネットの中には入れず、テレビの隣(裏ではない)などに配置し、ベイビーモニターや水槽からは遠ざけてください。これらの物質は Wi-Fi の電波を遮り Wi-Fi シグナルを弱めます。またプロバイダーが指定する方法でルーターが設置されていることを確認してください。スペースを節約するためにプロバイダーが指示する以外の方法で設置することはお勧めしません。
5. Wi-Fi のブラックスポットを特定する
インターネット速度が落ちる原因の一つに Wi-Fi のブラックスポットがあります。ブラックスポットはルーターから離れた場所や厚い壁などで電波が遮られる場所で起こります。シンプルな解決法は、ルーターに近い他の部屋に移動することです。部屋のドアを開けると改善することもあります。Wi-Fi ブースターを購入して Wi-Fi エリアを広げることも一つの方法です。
6. 有線にしてみる
理想的ではないかもしれませんが、Ethernet ケーブルとデバイスを直接接続するのが最善の方法です。この方法では、Wi-Fi が他のデバイスに電波を放っている間に、有線接続したデバイスが一番早い速度を得られます。自宅で大きなファイルをやりとりする人にとっては、安定した早い速度を得られるのは有線です。またゲームコンソールや Smart TV など大きなデータを使う場合も Ethernet ケーブルの方が向いています。