削除されたユーザーのすべての統計情報は削除されます。但しエントリーポイントは残ります。削除されたユーザーがアナリティクスにどのように表示されるかについては、下記の例をお読みください。
2人の異なるエージェントが同じコールセンターの着信に応答して、その後ユーザー "User1" が削除されたとします。
- Scott - 削除されていないユーザー
- User1 - 削除されたユーザー
削除前と削除後で比較してみましょう。
アナリティクス
オフィス
オフィスのアナリティクスの場合、削除されたユーザーもリーダーボードに表示されますが、名前が user ID で表示されます:
上の画像のアナリティクスチャートでは、削除されたユーザーの通話もカウントされます。
コールセンター / グループ
通話タイプを [グループ通話] にしてグループやコールセンターをフィルターすると、削除されたユーザーの通話も表示されます。したがってユーザー削除前と削除後のアナリティックスの表示に変化はありません。リーダーボード: 削除前は2人のユーザーが表示されています
リーダーボード: 削除後は削除されたユーザーは表示されません
User1 を削除後、通話タイプを [ユーザー通話] にしてフィルターすると、削除されたユーザーの通話は表示されません。
コーチンググループでは動作が少し異なります。コーチンググループでフィルターした場合は、削除されたユーザーの通話は表示されません。
通話リスト
Dialpad Talk ユーザーの通話は、ユーザー削除後通話リストに表示されません。
一方でコールセンター、グループ、コーチンググループのエントリーポイントコールレッグは引き続き表示され、ユーザーの "Child" レッグのみ削除されます。削除されたユーザーの録音は残りますが、Vi コールサマリーやトランスクリプションへのアクセスは無効となります。
事例
コールセンター(またはグループ)通話の場合、ユーザーを削除する前はそれぞれのエントリーポイントコールに対して "Child" レッグが付きます。コールレッグはコールセンターに対して1つおよび呼び出したエージェントに対して "Child" レッグが生成されます。下の例ではコールセンターに2回着信があったことを表示しており、それぞれの着信には一人のエージェントが応答した "Child" レッグが表示されています。
削除前: コールセンターの着信に ”Child" レッグが表示されます。
削除後: 削除されたユーザーの "Child" レッグが非表示になります。
アプリ
コールセンター、グループ、コーチンググループでは、[すべて] と [レコーディング] タブに削除されたユーザーの通話履歴が残ります。録音は再生可能ですが、Vi 通話サマリーやトランスクリプションは無効になります。
コールセンターの例:
エクスポート
オフィス
通話ログ
削除されたユーザーの通話ログは残りますが、ユーザーの名前とエントリーポイントはブランクになり、コールセンターのエントリーポイントにリンクされません。下の例では青のライン箇所のデータが削除されます。
統計 / グループごとの統計
削除前と削除後で統計値は同じです。
ユーザーごとの統計
削除前と削除後で統計値は同じです。ただし削除されたユーザーの名前には user ID が表示されます。
コールセンター / グループ
削除前の通話ログ
コールセンターの2つの着信に対して、それぞれ1エージェントを呼び出した履歴になっています。
削除後の通話ログ
コールセンターに着信した2つのエントリーポイントコールは残りますが、削除したエージェントの "Child" レッグは消えます。
統計
削除前と削除後で統計値は同じです。ここで見ているのはコールセンターのエントリーポイントコールであり、ユーザーコール (Child leg) ではないため、削除前と削除後で数値の出方に変化は生じません。
ユーザーごとの統計
削除したユーザーのデータは表示されません。
コーチンググループ
削除したユーザーのデータは表示されません。